我が家に物心ついたころからずっとあるオニユリです。
我が家のオニユリは長年、この場所で世代交代して少しずつ増えてきたのかもしれません。今年は約40株が咲きました。
一般的に出回っているオニユリは種子が出来ませんが、葉の付け根に"むかご"を付けて、それを育てると3〜4年で花が咲くサイズの球根になるそうです。

残念ながら、私が調べた限りでは「咲きましたー」という記事はあっても、その成長途中をまとめた記事を見つけられませんでした。
かなり手さぐりな状態での挑戦です。

オニユリ

008

ここからが本題のむかごまきです。

mukago
これがむかごが付いている様子です。
植え付けがかなり遅れてしまった球根にはむかごが付いていませんでした。
むかご
これがむかごです。
今年は370個ほど採取しました。

育種箱

8月7日、むかごをまきました。
育種箱2枚に308個、むかごが隠れるか隠れないかの深さで覆土しました。
残りはプランター1個にばらまきました。
ほとんど覆土しない理由は、球根には「収縮根(牽引根)」という根があって、自ら潜る性質があります。
これは成長した際に、球根が浮いたのを地中深くに戻すために根っこが収縮する働きです。掘り上げるとぶよぶよになっている根っこがそう。
埋めても発芽しますが、浅い育種箱では底に潜ってしまう場合があるので注意です。
むかごはユリの球根に比べて乾燥には強いほうですが、日陰で乾燥させないでやると楽です。

昨年まいたものもありますが、成長途中ですので葉が枯れたら比較写真を載せたいと思います。
化成肥料で肥料やけしないといいんだけど…

これでいくつできるか楽しみ!